元花園ラガー橋下徹氏 全国高校ラグビー大会のスペシャルキャスター就任

年末年始の全国高校ラグビー大会ハイライト番組に出演する橋下徹氏(中央)左は毎日放送の三ツ広政輝アナ、右は女優の木下彩音(撮影・加藤裕一)=2021年11月13日、大阪市北区の毎日放送

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が大阪・毎日放送の「KOBELCOスポーツスペシャル 第101回全国高校ラグビー大会ハイライト」(12月27日~1月7日深夜、5日まで関西ローカル)でスペシャルキャスターを務めることが13日、同局から発表された。

 橋本氏は大阪市内で行われた会見にMCの同局・三ツ広政輝アナウンサー(26)と女優木下彩音(21)とは別にリモートで出席した。情報、ニュース番組などでは辛口の論客で知られるが、スポーツ関係のキャスターは初めてになる。「間近で純真な子どもたちが見られる。政治家相手とは全然違ってワクワクしてます。いつも番組の進行をかき乱してばかりですけど、まぎゃくの気持ちでね。”落ち着いた橋下徹”でいきたいです」と抱負を語った。

 大阪・北野高で87年度の第67回大会に出場した元花園ラガーだ。日本開催の19年W杯を機に次男、三男がラグビーを始め、今は高校ラガー。「何がうれしいって、息子に自慢できることです。”お父さんの時代はレベル低かったんでしょ?”とか言うけど、この番組が決まったことは”すごい”と思ってるでしょう。まあ”プレーより口八丁手八丁なとこが買われたんちゃう?”とも言われてますけど」。三男は自分の母校に、次男は別の学校に通う。昨年には大阪府の吉村洋文知事(46)の母校・生野高との3校合同練習試合があり、吉村知事と2人で見学、選手たちの親に見つかって大騒ぎになったとか。


 元号が2つ変わった「令和」の時代に「昭和」の思いも伝えたい。「僕が府知事、市長時代に心身ともボロボロになっても頑張れたのは、高校時代の夏合宿とかを乗り越えた精神力があったから。それは昭和の価値観。今の子は違う。楽しんでやってる。そこが劇的に変わった部分で、それはそれでいいと思う。ただ、僕には高校ラグビーの経験は人生においてものすごい宝物になっています」と熱っぽく話していた。


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