馬淵 優佳(まぶち ゆか、1995年2月5日 - )は、日本飛込競技選手(栃木ダイビングクラブ所属)、スポーツコメンテーター立命館大学スポーツ健康科学部卒業。imo(株式会社 Indigo Magic Orchestra)所属。

瀬戸大也を支える妻・馬淵優佳さん スマートバンド「GoBe3 ...

 馬淵優佳が現役復帰「やり残したことがある」17年結婚の夫瀬戸大也も応援

 飛び込みで11年世界選手権代表の馬淵優佳(26)が6日、現役復帰を表明した。

 17年8月を最後にプールを離れていたが、昨年の東京五輪を見て「後輩の頑張りや、いろんな選手の演技を見て、もっとこうできたとか自分に置き換えていた。やり残したことがあると思った」と理由を語った。

 馬淵は、飛び込みで寺内健、玉井陸斗らを指導する父馬淵崇英コーチの指導を受けて、6歳から競技をスタート。高2で世界選手権代表も射止めた。しかし当時について「子供の頃から当たり前のように飛び込みをやっていて、好きか嫌いかもわからなくて。やらなきゃいけないものと考えていた。そこに自分の意思がなかった。競技から気持ちが離れていったし、限界も見えていた」と引退した。

 17年5月には競泳男子の瀬戸大也と結婚。2児の母になった。一方で元アスリートとして、陸上女子短距離の寺田明日香ら他競技のアスリートたちと触れあう機会があった。「いい意味で皆さんは自由だった。やりたいことに忠実。その考え方に感銘を受けた」。

 昨年10月から栃木県内で練習を再開した。かつては回転力を得るために、厳しい体重制限を行って身軽な体を維持してきた。ウエートトレーニングの経験もなかった。しかし2度目の現役生活では日々、新しい発見がある。「飛び板を使う時、昔は上に高く飛ばなきゃと思っていた。でも今は(飛び板をしならせるために)下に沈めることを意識している。目からうろこだった」とうれしそうに、技術論を口にする。かつて飛び込みが好きか嫌いかもわからなくなって、引退した。でも今は飛び込みが大好きだ、と真っすぐいえる。

 現在は1回4時間の練習を週6回。2部練習も、ウエートトレーニングも行っている。「現役時代に近い練習量ですね」。夫の瀬戸からは現役復帰を応援されており、子育てについても両親の協力を得ている。

 昨年12月に練習のつもりで出場した石川県での中田周三杯。4年4カ月ぶりの実戦で、4位に入賞した。26歳は美しい入水を武器にして、第2の競技人生を歩み出した。「体がまだ戻っていないので、パリ五輪は現実的には見えてないです。頭の片隅にはありますが、まずは1歩1歩進んでいきたい」。まずは今夏にも予定される日本選手権を目標に掲げた。【益田一弘】


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