アーノルド・シュワルツェネッガー(2019年11月5日撮影)

 シュワルツェネッガーが赤信号無視で大事故 けがなしも別の車運転女性重傷

 米俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(74)が21日午後5時ごろ、米ロサンゼルス近郊の高級住宅地ベルエアで複数の車を巻き込む大事故を起こした。

 シュワルツェネッガーにけがはないという。シュワルツェネッガーが運転するフルサイズSUVのGMCユーコンが、大破したプリウスのフロント部分に右側前輪を乗り上げている事故現場の様子を芸能情報サイトTMZが報じた。

 TMZによると、事故が起きたのはシュワルツェネッガーの自宅からほど近い交差点で、赤信号を無視して左折しようとしたシュワルツェネッガーの車が直進していたプリウスと衝突。フロント部分に乗り上げ、さらにそのはずみで左側を走行していた別の車にもぶつかったという。

 目撃者によると、「まるで映画のスタントを見ているようなひどい事故」だったといい、写真ではユーコンのエアバッグが開いていることも確認できる。

 プリウスを運転していた女性は、頭部から出血する重傷で病院に運ばれたというが、けがの程度などは分かっていない。事故現場でシュワルツェネッガーが警察官や関係者らとやりとりする様子も写真入りで報じており、冷静に対応している様子がうかがえる。

 関係者によると、シュワルツェネッガーが左折しようとした際に左折矢印はまだ赤だったというが、現場で違反切符は切られていないという。負傷した女性の容体を心配しており、個人的に見舞いをする意向を示していると関係者はコメントしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)


シュワルツェネッガーが赤信号無視で大事故 けがなしも別の車運転女性重傷 (msn.com)