一山麻緒


 結婚を機に新天地へ 一山真緒が資生堂に移籍「女性活躍の企業としても魅力」

 新たな環境でスタートを切る。資生堂は28日、東京五輪女子マラソン8位入賞の一山麻緒(24)と永山忠幸監督(62)が4月1日付けで入社すると発表。現在所属しているワコールは3月末で退社予定だという。


 2016年にワコールへ入社した一山は、20年名古屋ウィメンズマラソンで2時間20分29秒の好タイムをマークして脚光を浴びると、東京五輪では8位入賞を果たした。3月の東京マラソンには、21年12月に一山と結婚した男子マラソン日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)とともに出場し、夫婦での同一大会ギネス記録を更新していた。

 東京五輪後も安定した走りを見せていた一山だったが、新天地での活動を決意。「結婚を機に関東での新たな拠点を探し、女性活躍の企業としても魅力に思っていた資生堂に入社を決めました」と一連の経緯を明かした上で「心機一転、新たな環境でのスタートがとても楽しみです。日頃から応援して下さっている皆様にこれからも私の走りを楽しみにして頂けるよう、これからは資生堂の一山麻緒として活躍していきたいと思っています」と意気込みを示した。

 パリ五輪ではメダル獲得が期待される一山を、永山監督もワコールを離れて支える方針。「この度、資生堂に我々の想いを受け入れて頂きました。これまでの生活環境・活動拠点を変えて、女子マラソンの日本記録更新とメダル獲得を最大目標に、日々精進したいと考えています」とコメントした。


結婚を機に新天地へ 一山真緒が資生堂に移籍「女性活躍の企業としても魅力」 (msn.com)