三遊亭円楽

 脳梗塞で入院の三遊亭円楽、無事に退院「時間をかけて確実な復帰を目指したい」

 脳梗塞のため入院していた落語家・三遊亭円楽(71)が今月20日、無事に退院し帰宅したことを23日、所属事務所の「オフィスまめかな」が発表した。

 円楽は、1月25日に脳梗塞のため入院。2月18日には所属事務所が「現在円楽は、連日リハビリに励んでおり、本人日く大変疲れるのだそうですが、回復に向けて日々前向きに頑張っております」と現状を報告していた。

 この日は「落語家 三遊亭円楽に関するお知らせ(退院のご報告)」と題した書面で、オフィスまめかなの植野佳奈代表が退院を報告。「約4ヶ月間にわたる入院と治療、リハビリを経て、こうして元の暮らしに戻れたことに、本人はもちろん、家族をはじめ関係者一同、心から安堵し、また感謝の気持ちでいっぱいです」と伝えた。

 今後に向けて「本人はすぐにでも仕事に復帰したいと言っておりますが、長期の入院で体力、筋力がかなり落ちており、また既往症の観察等も必要となりますため、できる限り本人の要望に添いつつも、時間をかけて確実な復帰を目指したいと考えております」と説明。

 「現時点では何月何日より復帰、ということが明言できません。公演関係者の皆々様には、引き続きご迷惑をおかけいたしますことを、改めてお詫び申し上げます。誠に申し訳ありません」と謝罪した。

 番組出演や長時間の移動を伴わない都内の会場や寄席には「事前告知をせずに出演させていただく可能性はございます」とし、「遠方での公演は、今しばらくは見合わせさせていただきますので、何卒ご理解を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます」と呼びかけた。

 最後は「長い間、円楽の治療とリハビリに従事してくださった病院関係者の皆々様、治療やリハビリ自体もさることながら、日々「早く出してくれ」のわがままに、優しく厳しくご対応くださったことに、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました」と改めて感謝した。


脳梗塞で入院の三遊亭円楽、無事に退院「時間をかけて確実な復帰を目指したい」 (msn.com)