『トップガン』続編、北米で今年最大のヒット!マーベル抜き

 トム・クルーズ主演作『トップガン』の36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』の勢いが止まらない。

 北米における累計興収が公開18日目となる現地時間13日に4億183万1,621ドル(約522億円)に到達し、マーベル映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(累計興収3億9,876万4,194ドル・約518億円)を抜いて2022年公開作で最大のヒット作となった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル130円計算)

 コロナ禍での公開作としても、昨年12月に公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(累計興収8億477万7,667ドル・約1,046億円)に次いで2位の大ヒットとなっている。

 アメリカの大手映画批評サイト「ロッテントマト」で批評家からの支持率97%(6月15日時点)を記録し、実際に映画を観た観客による「シネマスコア」はA+という最高評価を獲得するなど絶賛評に支えられ、公開3週目に入った現在も順調に興収を伸ばしている。

 中国とロシアでは公開されていないものの海外興収(=北米以外)も3億5,370万ドル(約460億円)を上げるなど好調で、世界興収は7億5,553万1,621ドル(約982億円)に達している。世界興収10億ドル(約1,300億円)突破も射程圏内に入ってきており、トム主演作の世界興収ランキング1位である2018年公開の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(世界興収791,115,104・約1028億円)を抜くのも時間の問題だ。

 『トップガン マーヴェリック』はもともと2020年夏に公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で幾度も公開延期に。ストリーミング配信にシフトする映画が多数出たなか、プロデューサーでもあるトムは観客が同作を劇場で体感できる時期を待ち続け、日本を含む世界を周るプロモーションツアーをした上で満を持して公開に至った。(編集部・市川遥)


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