おニュー!芸能トピックス

最新の芸能界やスポーツ情報を取り上げていきます。

    2022年01月


    村上 (むらかみ じゅん、1973年7月23日 - )は、日本のモデル、俳優。本名同じ。ディケイド所属。 ファッション雑誌『MEN'S NON-NO』『FINEBOYS』などのモデルを経て、テレビ・映画にも進出。 1992年、フジテレビ系ドラマ『アルファベット2/3』でデビュー。

    村上淳「60歳で “玄人”の域に」俳優としてのスケールを上げていく。虎視眈々と

    1 湛然 ★ :2022/01/30(日) 15:20:02.31

    村上淳「60歳で “玄人”の域に」俳優としてのスケールを上げていく。虎視眈々と
    1/30(日) 11:11 SmartFLASH
    https://news.yahoo.co.jp/articles/95dc13ec00fa8f7bd569e4f51b31a78464a7a954
    村上淳
    写真・野澤亘伸
    ヘアメイク・高草木剛

    (出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)


    「ここはコロナ禍で一人で過ごす時間が増えてから訪れるようになった大切な場所です。お酒も飲まないし、食にもこだわりがなかったのですが、この空間で一人で窓の外を眺めながら過ごす時間が好きなんです」

     村上淳にとって東京・丸の内の東京會舘内にあるカ*ウンジ「ロッシニテラス」で、スイーツとコーヒー2杯を楽しむ時間がなによりも大切なものとなっているという。

     村上は、和栗を丁寧に漉したペーストと生クリームで作った、東京會舘の人気ケーキ「マロンシャンテリー」を味わいながら話を始めた。

     村上は目黒の公園でスケートボードを楽しむ姿を見たファッションデザイナー・藤原ヒロシにスカウトされ、ファッション誌でモデル活動を始めた。16歳のときだった。

    「僕はただの10代で、ふつうの退屈な人間だと思っていました」

     ただの10代を変えたのは、1990年代前半の “クラブ” 。そこで出会った先輩たちから多くのことを学んだ。

    「1990年代の数年間だけは、クラブカルチャーが理想に達した時代だったと思います。きちんと音楽がクラブの中心にあって、会話もためになり、なによりも洒落ていました。

    (※中略)

     濃密な時間を過ごした村上は1993年公開の『ぷるぷる』で映画の現場へ飛び込んだ。

    「20歳で初めて映画の現場に入ったんですが、そこでは完全に何も知らない新人。現場の熱量に惹かれて、すぐに虜になりました。それまで、映画なんてあまり観ていなかったのに、動物的な勘で『自分はこの仕事を一生続ける』と思ったんです」

     20歳の村上がこう確信したとおり、役者という仕事にのめり込んでいく。「基本、仕事は断わらない」という姿勢で、俳優デビューから昨年末までに映画だけで120本以上の作品に出演している。

    「僕には役者としてリミッターが一切ないですし、どんな役でも対応できるようにしています」と語るように、忍者、ヒットマン、サラリーマン……主演、助演関係なく演じ続けた。

     2月4日に公開される『夕方のおともだち』(廣木隆一監督)は、15年ぶりの主演作品だ。

     同作では、かつて出会った女王様が忘れられず、SMプレイにのめり込んでいく公務員を演じている。劇中では村上が全裸で演技するシーンもある。

    「年に2本か3本は絡みのある映画に出演しているので、ヌードに関しては一切抵抗はありません。

     男女問わず若い世代の俳優さんに言いたいのは、俳優のトレーニングとしても最適なので、アクションと濡れ場はカメラの前でたくさん演じておいたほうが絶対にいいということ。

     映画において、アクションと濡れ場の演技はカメラの前で『していないことをしているように見せる』という部分で非常に似ているんです。男優は絶対にアクションと濡れ場が上手なほうが仕事の幅も広がります」

     さらに、女優が作品の中で「脱ぐ」という選択には「男優の力量が大きく関わっている」と続ける。

    「正直、男優のスケールが小さくなったから最近の映画で女優さんが脱がなくなったんだと思います。女優さんがカメラの前で脱ぐときは、作品の規模やギャラだけではなく『本当に自分が脱ぐに値するかどうか』という本音が出てくると思うんです。

     たとえば、全盛期の三國連太郎さんや松田優作さんが相手のラブシーンがあるとして、そこで脱がない女優さんはいないですよ。

     そういった意味もあって、目標のひとつが俳優としてのスケールを虎視眈々と上げることなんです。いま48歳で、生きのいいアクションや濡れ場を演じられるのは、あと5年から10年くらいです。共演相手が『相手が村上淳ならいいですよ』と言うような俳優でありたいんです」

    (※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)


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    DCU Deep Crime Unit 〜手錠を持ったダイバー〜』(ディーシーユー ディープ・クライム・ユニット てじょうをもったダイバー)は、2022年1月16日からTBS系列「日曜劇場」枠で放送のテレビドラマ。主演は阿部寛。 海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行う架空のスペシャリスト集団。

    阿部寛『DCU』に名物Pの姿なく、「日曜劇場」を大ヒットさせたTBSの“最強コンビ”が決別していた

    1 爆笑ゴリラ ★ :2022/01/30(日) 21:35:56.57

    1/30(日) 18:01
    週刊女性PRIME

    阿部寛『DCU』に名物Pの姿なく、「日曜劇場」を大ヒットさせたTBSの“最強コンビ”が決別していた
    『DCU』撮影時、スタッフに指示を出す姿勢も見せていた阿部寛
    「真実は必ず水の中にある。水は嘘をつかないからな」

     力強い決めゼリフを放つのは、1月16日に放送が始まった日曜劇場『DCU』(TBS系)で主演を務める、俳優の阿部寛。

    「水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団である潜水特殊捜査隊、通称『DCU』の活躍を描いた作品です。阿部さんが演じるのは、ルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない隊長・新名正義。共演には、横浜流星さんや中村アンさん、山崎育三郎さんなど豪華な顔ぶれが名を連ねています」(テレビ誌ライター)

     豪華なのはキャストだけではない。ハリウッドのプロダクションと共同で制作する一大作品とあって、TBSの力の入りようも特別。制作チームのまとめ役には、これまで「日曜劇場」の枠で多くのヒット作を手がけてきた“名物プロデューサー”が起用された。

    「『半沢直樹』シリーズや阿部さん主演の『下町ロケット』シリーズ、2017年の『陸王』などを手がけたプロデューサーのAさんです。ただ、彼とともに長年“最強タッグ”と呼ばれてきた演出家の福澤克雄さんは、『DCU』のチームには参加していなくて……」(TBS関係者)
    ドラマ界の名コンビに何が起きたのか

     A氏と福澤氏は、前述の『半沢直樹』や『下町ロケット』、『陸王』以外にも、多数のヒット作を世に送り出してきた。

    「2011年の『南極大陸』や2014年の『ルーズヴェルト・ゲーム』、2019年の『ノーサイド・ゲーム』など、特に日曜劇場の枠で多くの作品を制作。TBS上層部からも全幅の信頼を寄せられるドラマ制作界の名コンビでしたが、どうやらここ数年でその関係にも変化があったようなんです」(同・TBS関係者)

     事の発端は、昨年の4月から6月にかけて放送された日曜劇場『ドラゴン桜』の制作過程で起きたある一件。同作は阿部が主演を務め、福澤氏が演出を務めた。A氏は制作チームに参加していなかったが、このとき、阿部も知らない異変が起きていた─。

    「『ドラゴン桜』も、本来は福澤さんとAさんのコンビで作る予定だったんです。ただ、クランクインの数か月前に、制作の方向性をめぐって2人が仲違いしてしまって……。一緒にはできないという話になり、TBS上層部もどちらを取るか悩んだそうですが、結果的にAさんが降りたそうです」(同・TBS関係者)

    数々の名作を生み出してきた“最強タッグ”の訣別は、TBSにとって大きな衝撃だっただろう。しかし、2人の仲について、関係者の間では以前から噂されていたことがあった。

    「もともと、あまり仲はよくなかったそうです。福澤さんは“ジャイさん”という愛称がついていますが、そのとおりでいわゆるジャイアン気質。多少の強権を発動させても自分の思ったとおりに作品を作りたいというタイプの方です。Aさんは、そんな福澤さんのやり方をあまりよく思っていなかったみたいで、最終的にタッグ解消に至ったようです」(芸能プロ関係者)
    『半沢直樹』でも意見が食い違った

     2020年に放送された『半沢直樹』第2シリーズの際も、方向性をめぐった意見の食い違いがあった。

    「撮影が押して日曜日のオンエアに間に合わず、放送を1週先延ばしにしたことがありました。本来の放送日は“生放送特番”という形にして、キャストが撮影の裏話などを語ることで事なきをえましたが、現場では“福澤さんが撮影にこだわりすぎたため、間に合わなくなった”とも言われていて……。Aさんも“プロとして、放送日に穴をあけることはいかがなものか”と思っていたと聞きます」(同・芸能プロ関係者)

    ※全文はソースで


    https://news.yahoo.co.jp/articles/1e2be4e13216dad363421a158cb124094cf62710


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    三浦 マイルド(みうら まいるど 1977年10月18日 - )は、吉本興業東京本社に所属する日本のピン芸人。本名は三浦 健一(みうら けんいち)。NSC大阪校23期出身、R-1ぐらんぷり2013王者。 広島県江田島市出身。芸名の由来は好きなたばこの銘柄「ラークマイルド」から採った。

    三浦マイルドが悲鳴「含み損が86万円突破しました」 ほんこん「岸田さんに言うたれ」

    1 伝説の田中c ★ :2022/01/30(日) 18:30:02.90

     お笑い芸人の三浦マイルドが悲鳴を上げている。

     27日の東京株式市場の日経平均株価は3日続落。前日比841円3銭安の2万6170円で取引を終えた。昨年来安値を更新し、株価は2020年11月以来およそ1年2か月ぶりの安値水準となった。

     これに泣きを入れたのが三浦。27日、自身のツイッターを更新し「今日で含み損が86万円突破しました。岸田ショックがリーマンショックの月間下落率を越えたそうです。いやー、株って本当に怖いですね。一時はデイ・トレイダーを目指していたのですが、そんな甘いもんじゃないですね。高い授業料ですわ」とつづった。

     添付された写真には、緑の文字でマイナス「863810円」とある。
     
     三浦の嘆きにお笑いタレントのほんこんはツイッターで「岸田さんに言うたれ」とリツイート。

     株価下落の原因は諸説あり、1つは米連邦準備理事会(FRB)が26日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、金融引き締めに動くことを警戒した売り。もう1つは〝経済オンチ〟と揶揄される岸田文雄首相の株価対策に悲観的な見方が相次いでいるからだ。

     岸田首相は25日の衆院予算委員会で「株主資本主義からの転換は重要な考え方の一つであると認識している」と発言。株主利益の最大化を重視する株主資本主義に否定的な見方を示した。

     これを受け、前日26日には元衆院議員の丸山穂高氏がツイッターで「新しい資本主義とやらも意味不明だが、株主資本主義からの転換とかまた意味不明な造語で株式会社の仕組み否定か。集めた資金で利潤を求める組織が株式会社であって、その経営を官の力で歪めてリスク取った株主への配当より給与へとか社会主義かよ」とツッコミ。

    〝青汁王子〟こと三崎優太氏もツイッターで「株主資本主義からの転換? 寝言もいい加減にしろ、これまで以上にリスクをとって起業する人が減り、雇用が生まなくなる。その皺寄せはどこにくる? これでますます日本株は買われなくなるね、日経平均をぶっ壊したいのか。一度起業して出直してこいぽんこつ」と厳しく批判していた。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/03c204251b3ca9b846e6d5f4980446d4ba60b913


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    木村拓哉、2ndアルバムが7.1万枚を売り上げ、大差でチャート首位獲得! “キムタク印”を濃縮したエンターテインメントの本懐

    1 jinjin ★ :2022/01/30(日) 07:15:14.18

    木村拓哉、2ndアルバムが大差でチャート首位獲得 “キムタク印”を濃縮したエンターテインメントの本懐

    2022年1月31日付の週間アルバムチャート、上位3位はすべて新作が揃いました。3位はザ・クロマニヨンズ『SIX KICKS ROCK&ROLL』、2位はMANKAIカンパニー『A3! FULL BLOOMING LP』、そして1位は木村拓哉『Next Destination』。

    2位以下が約1.1万枚のセールスであるのに対し、木村拓哉は7.1万枚。
    やはり、強いです。

    木村拓哉がソロで動き出したのは2020年のことで、1stアルバム『Go with the Flow』には小山田圭吾、槇原敬之、森山直太朗、川上洋平([ALEXANDROS]/現表記[Alexandros])らが楽曲を提供していました。

    ジャンルを問わず、いい作家陣のプラットフォームとして機能する。これは優れたアイドル歌謡/ポップスのあるべき姿で、SMAP時代から変わらず続いている流れです。

    さらに興味深いのは、この時のツアー『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』で、藤井フミヤ「TRUE LOVE」(1993年のフジテレビ系ドラマ『あすなろ白書』主題歌)、
    久保田利伸「LA・LA・LA LOVE SONG」(1996年のフジテレビ系ドラマ『ロングバケーション』主題歌)など自身が出演したドラマ関連の大ヒット曲が披露されたり、「SHAKE」や「夜空ノムコウ」といったSMAP楽曲も歌われていたこと。

    背中を押したのは明石家さんまで、木村は「さんまさんから『なんでアルバムの曲しかやらんのや。楽曲は、アーティストだけのものじゃない。みなさんとの共有物や』と言われました」と明かしていたそうです(https://www.excite.co.jp/news/article/Asajo_89152/)。

    すごくないですか? 原曲の歌い手が違うとか、ドラマの役が違うとか、もう時代が違うとか、以前のグループとソロは別物だとか、そういう細かい枠組みを取っ払って「みなさんとの共有物」になってきた自分の過去を惜しみなく披露。

    今とは違い、わかりやすいヒットの指針があった平成ポップカルチャーを考えると、SMAP/キムタクほど「共有物」として強いものはありません。 

    毎回のCDシングルやTVドラマで老若男女を夢中にしてきた「キムタク」の記号を、本人が受け入れ、余裕を持って楽しめるようになった。そういう時期ではないかと想像します。

    さて、2年ぶり、2枚目のアルバム『Next Destination』。
    今回も布陣が豪華ですね。

    1曲目「MOJO DRIVE」は作詞・真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)、作曲編曲・山下達郎で、コーラスにも真島昌利が参加しており、中高年ファンが感涙しそうな激渋ロックンロールが聴けますよ。
    さらにはKj(Dragon Ash)、MAN WITH A MISSION、平井 大など、ありそうでなかった組み合わせも多数。どんな曲調でも格好良くキメていく、ヒーロー・キムタクの底力を感じます。


    全文はこちら
    https://news.yahoo.co.jp/articles/a072d4b247680830a1fe73cc5b01c8ec2ef95102


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    新ユニフォームの発表でもビッグボスが主役(時事)
    大谷翔平フリークのMLB名物記者も興奮「新庄がビッグボスで日本球界は本当にOKなの?」

     アメリカのスポーツメディアでも、北海道日本ハムの“ビッグボス”新庄剛志・監督は注目の的になっている。イチローや大谷翔平といった日本人メジャーリーガーの取材で定評のあるロサンゼルス・タイムズの名物記者ディロン・ヘルナンデス氏に聞くと、流ちょうな日本語で開口一番こう言い放った。

    「まずありえないこと(が起こった)。ふざけているんじゃないのか(と、思った)。あの日本で(こんなことが起こるとは)」

    「あの日本」とはどういう意味か。彼はこう続けた。

    「アメリカの場合は、(監督や選手が)ふざけていても才能があれば上にいけるが、日本はどうなんだろう? 本当に新庄監督で通用するの? これがOKなの?」

     ヘルナンデス氏の母親は日本出身。言葉もそうだが、日本流の厳しい躾を受けて育ったという。日本にも何度も取材で訪れており、日本社会やいわゆる「体育会系」の世界はよく知っているからこその疑問なのだろう。監督就任はもちろん、開幕前から想像を絶する「ビッグボス・ブーム」が起きたことにも唖然としている様子だ。

     確かに、新庄はイチローと同時にメジャーリーグ(MLB)に渡って活躍し、「日本人選手として初めてワールドシリーズに出た野手」にもなった。メッツ時代のバレンタイン監督をして「MLBでベストの中堅手」と言わしめた選手だ。ヘルナンデス記者は、新庄が引退した後もタレント、実業家、クリエーターとして活躍してきたこともよく知っている。

     それでもなお、伝統も実績もある名門チームが、監督はおろかコーチ経験さえない新庄監督を抜擢したことに驚きが隠せない。しかもそれを日本中のファンが応援しているという現象は、同氏が20年間取材してきた日本球界で初めてのことだったという。

    「日本の野球はちょっと宗教っぽいところがある。例えば甲子園の高校野球だ。死に物狂いで練習し、試合に勝ち抜き、選抜されて甲子園の土を踏む。彼らは母校と地元に栄誉をもたらすために必死だ。そのプロセスが大事だし、そのなかで人間性が磨かれる。

     ショウヘイが謙虚なのは、高校時代、トイレ掃除をすることで、フィールドで一番高いマウンドに立つピッチャーがどういう存在なのかを学んだからだ。ヒデキ(松井秀樹)もショウヘイも、むろん成績もすばらしいが、日本の『野球道』で体得した人間性がアメリカでもファンの好感を呼んで愛された。イチローさん(彼はイチローだけは「さん」付けにする)を見て、この人は野球以外でもきっと成功したと思う。立派なジェントルマンだ」

     そのイチローの活躍が鮮烈すぎたために、MLB時代の新庄は全米メディアではあまり注目されなかったが、メッツではマイク・ピアッツァ、ジャイアンツではバリー・ボンズといった超一流選手と交友して成長し、ヘルナンデス記者は、彼が常に「チーム・ファースト」を貫き、自分が三振してもチームが勝つと大喜びする姿が印象に残っているという。

    「MLBはアナリティック(データ重視)で結果がすべて。結果を出せばファンは喜び、ダメだとブーイングする。それ以外のパフォーマンスにはあまり関心がないんだ。MLBのチケットは高い。家族4人で行けば、駐車料金や飲み食いを入れて、すぐ500ドルになる。だから選手には真剣で最高のプレーを求める。いい加減なプレーは許さない」

     つまり、新庄の派手なパフォーマンスは、アメリカではあまり評価されていなかったというわけだ。それが、「宗教っぽい野球」を好む日本でこれほど受け入れられたことがヘルナンデス記者には驚きだったようだが、それだけに心配もしている。

    「アメリカ球界では『名選手は名監督にはなれない』と言われる。一流選手はみなフィジカル・ギフテッドだが、その技術をそうでない者に教え込むことはできないからだ。日本では巨人の長嶋(茂雄)、王(貞治)、原(辰徳)といったスーパースターが監督になっているが、そこは日米の大きな違いだ。新庄監督も客寄せや親会社のイメージ戦略が見え見えだが、負けが続けばバッシングされる。彼はどうしても勝たなければならない」

     もっとも、破天荒な言動が目立つ新庄監督は、記者会見はじめテレビやブログでも、決して人を傷つけたり、侮辱したりはしない。政治的発言も一切しない。すべてのファンに楽しんでもらおうという気配りは、もしかするとアメリカで身につけたものかもしれない。

    「(MLBでは)ファンは王様だ。そしてベースボールとは選手もファンも楽しむものだということだ。ショウヘイはベースボールを楽しんでいるから二刀流もできたし、オールラウンドプレーヤーになれた。イチローさんもそうだった。だから(強打、強肩、瞬足の)イチロー二世・鈴木誠也は引っ張りダコなんだ」

     はっきり言わなかったが、ヘルナンデス記者は、日本の「野球道」もメジャー流の野球観も知る新庄監督が日本球界の変革者になることを期待しているようだった。

    ■高濱賛(在米ジャーナリスト)

    大谷翔平フリークのMLB名物記者も興奮「新庄がビッグボスで日本球界は本当にOKなの?」 (msn.com)












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